EUCのsbからUTF-8のSBに移行する

文字コードEUCのsbから、文字コードUTF-8のSereneBachへの移行ログ。
sbからSimpleXML形式で書き出し→SereneBachでインポートでも出来るんですが、エントリーIDが0から順に振り直されるためにエントリーIDが変わり、過去の記事のURLが変わってしまいます。
個別記事へのリンクが多いblogにとってはあまり歓迎できない事態。
URLを変更せずにアップグレードをしてみよう。
※sb1.16RとSereneBach2.03Rで行いました。

◆手順1 sbをUTF-8化する
  • data/をFTPですべてローカルに保存
  • configre.cgi以外のファイルをUTF-8で保存し直す→★変換方法はこちら
  • sbをDLし、lib/lang/ja.plをUTF-8で保存して新規設置
  • ログイン名とパスは現在と同じにして最初のユーザー作成
  • data/をUTF-8にしたものとごっそり入れ替え(configre.cgi以外)
  • 環境設定で保存形式をトップページのみhtml生成(None)にする
  • すべてを再構築

★変換方法A | KanjiTranslaterで変換する場合
※UTF-8は日本のみなので多言語の場合はやめておくこと
※ファイルを直接置き換えるので要バックアップ
  • 解凍してKanjiTranslater.exeを起動
  • 変換したいファイルを放り込む
  • プルダウンメニューからUTF-8を選んで変換

★変換方法B | CharsetConverterで変換する場合
※上書き保存以外にも保存方法選択可能
  • 解凍してcsconv.exeのショートカットを作る
  • 『4.操作方法の「送る」に入れて活用する』を参考にSendToにショートカットをポイ
  • ショートカットのプロパティのリンク先の~.exeの後に半角スペースを空け
    -Auto -F%SOURCE%. -OUTF-8 -NCRLF -ROFF
    と追記。全般タブで名前を『UTF-8に変換』にすると分かりやすい。
  • 右クリックメニューでHDD上で変換できるようになります。

◆手順2 UTF-8化したsbをSBにアップグレード
ヘルプのsbからのアップグレードを参照

  • SB最新版をダウンロード
  • 既にアップロードされている sb のsb.cgi, mb.cgi, cnt.cgi, admin.cgiをSerene Bachのものに置き換え
  • lib/, plugin/, doc/を入れ替え
  • install.cgiをアップロードして、sb.cgiと同じパーミッションを設定
  • install.cgiにアクセスする
  • アップデート完了後、install.cgiを削除する

◆手順3 画像の移動とお片付け
  • 移行できないimg/内の画像をFTPでSBのimg/へ移動。
  • 手順1で設置した新規のsbと、元々使っていた旧sbを削除して終了

◆再構築をするとき
SBに移行してから、設定を変更してみたりプラグインを入れてみたり、追加機能のためにテンプレートを編集したり…と再構築が必要になる場面が何度かすると思います。
作業中は保存形式をトップページのみhtml生成(None)にしておくと、作業途中の再構築がすぐに済むのでおすすめ。すべて終わっていざ公開!となってから保存形式を任意のものに変更して1度再構築かければ重い気分も1回で済みますヽ(´ー`)ノ


▼同じくEUC→UTF-8化をされています
いないあなたに恋をしている | もじもじ文字コード
ボムガール | sb、UTF-8化への道のり

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